不抜之志 - 時知らずの花

苦しかったら辞め時、それで全部済ませられたら。

辞めたいとはあまり思わないけど死にたいは正直何度も経験している。とはいえ自ら命を経つ勇気なんてものは現在生憎持ち合わせてないので生きるしか選択肢は無い。27歳では死ぬんだけど。（口癖）

会いたくても会えない人が沢山いる、それは人それぞれの事情もあるしタイミングもあるし、まぁしょうがないか、なんて自分を宥めるが悔しいなってずっと思っている。

正解なんて無いのだけれどアイドルの正解がわから無いまま数年経った。楽曲がいくら良くても伝えられなきゃ、知られなきゃ意味ないし。僕は僕を信じるしかなくて、なりたいものには少しずつ近づいている気がするけれどやっぱりそれでもまだ足りなくて。

歌がうまければ、ダンスがうまければ、顔が良ければ、何か特化していれば、というわけでもなく。ふうむ。人間の癖に刺さるというのはとても難しいものですね。

いやあのね、わかるのよ。毎週ライブして、その度に来てくれるなんてさ、どれだけ贅沢な事なのだろうか？って。それに加え特典会というものはこの世界には存在してチェキを撮ったりして対面で話せる。幸せな事だよ。それでちょっと人が少ないとう〜んって悩んじゃう方がおかしな話な気がしまして。

でもこれを解決？するには母数を増やせばいいだけで。始発待ちが好きな人が大量に存在してくれれば解決。僕らが広めればいいだけの話なのですよ。

僕はそもそもライブさえみてくれれば満足というかライブを観て何かその人の気持ちを動かせていればそれでいいのよ。いい感想も悪い感想も観て感じたその人の気持ちだから。全人類に刺さるとは全く思っていないのでそれでいい。

だからチェキ行けなくてごめんねってたまに謝ってくれる人がいらっしゃるけれども何も謝ることはないのよ、思い出の1枚を残せるし直接話せるしいいコンテンツだと思ってはいるけれど、マストのものではないからね。撮ってくれることは有難いし嬉しい、でも撮れなかったことを謝らないでほしい。ライブを観てくれていたのならそれでいい。

あぁ、話したいことがずれてしまった。戻します。

『くだらない世界』の歌詞の中で1番自分に刺さるのが『苦しかったら止め時それで全部済ませてみれば』なんですよ。そうなのよ。苦しかったら辞めちゃえばいいんです。でも、それで済ませていいの？という。

挑戦するよりも逃げるのってもしかしたら難しいことかもしれなくて、しかし回り込まれてしまったなんてよくある話で。多分たとえ逃げられたとしても何かしらの代償はずっとついてきて、心残りが拭えない人生を歩み続けてしまうかもしれない。

死んじゃったら終わり。僕の終わりは死でいいと思っていて、だから27歳で死ぬだとかまぁそんなことを自分に言い続けてるんだが、それは一種の自分との約束でそれまでは生き続けて足掻き続けろってことなのよ。多分達成できなかったらまた新たな寿命を作って足掻き続けるんでしょうけど僕は。

地球に生まれて、日本に生まれて、物凄い確率をくぐり抜けて今ここにいて。ずっとこの世界はくだらない世界なんだと思っているよ、なんでこんな苦しまなきゃいけないんだろうなってテレビのニュースを観ては世界を恨むよ。世界平和って生命がいる限り一生叶わない事なのもわかってはいるけど願ってしまうよ。ちょっと行き過ぎた話ではあるけれど。

それでもこの世界を憎みきれず、まだ生きていて、希望を抱いている。誰かの希望になれたらと思っている。だから、まだ僕はここにいる。

もう少し足掻いて、夢に破れても最後笑い明かしたっていいんだよ。そう僕らは歌う。その言葉を背負いながら足掻き続ける。それでいい。最後笑えればそれでいい。

話がうまくまとめられないが、僕はまだここにいるよって伝えたかっただけです。それだけです。だからみんなが会いたいなとか、始発待ちのライブ観たいなとか思えた時もステージにい続けられるようにするから、また気が向いたら遊びに来てください。

ごめんね、僕らが会いに行ける立場じゃなくて待つことしかできなくて。でもそこには居てみせるから、自分の始発を待ちながら僕は歌い続けてみせるから、届けてみせるから、あとは受け取ってください。

まだ戦いたいよ。何も諦めてないよ。あのね、さっきも述べたけど、全人類に認められるなんて思ってもないのよ。好き嫌いなんて誰にでもあるんだから。でもきっと必ずまだ始発を知らなくて観たら好んでくれる人は居ると思っている。だからそういう人がやっと出会えた時、巡り会えて良かったと心から思えるようにまだ磨き続けなくちゃね。任せてくれよ。

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